フェルナンデスFGZ 組み付け
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せっかくここまで直したんで、ノイズ対策もやっちゃいましょう。 ボディーに塗料が垂れても良いように、塗装箇所はマスキングで保護します。導電塗料が染み込まない様に、カットしたテープの縁はボディにきっちりと貼り付けます。 |
導電塗料ノイズヘルです。これはポリ塗装用。 |
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塗った感じはこんなところ。厚めに2度塗りしました。 その後、ピックアップのキャビティはアース線で繋いでいって、最後にボリュームポッドの裏に半田付けしてアースを取ります。 テスターで導通チェックを忘れずに。
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ポッドや切替えスイッチ、ジャックは精神衛生上の事を考えてすべて新品に交換。 最初の配線図とは若干違い、ピックアップのコールドは3つともボリュームポッド裏に半田しました。ジャックのコールドもボリュームポッドに半田すれば良かったんですけど、複数の線を一緒に半田付けするのって結構難しいんですよね。せっかくくっつけたんでこのまま行こうと思います。
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100均のアルミテープを貼ってシールド。
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ピンクがホットです。 ピンクのケーブルはボリュームポッドの真ん中の端子から来ていて、白のケーブルはトーンポッドの裏から来ています。 カバー類をネジ止めして、いったん弦を張って見ます。 |
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ジャンボフレットに交換した為にナットのミゾが深さよりフレットの方が高くなってしまい、1・2弦は1フレットに完全に接触してしまった状態ですのでナットを交換します。 FGZはヘッドが角度付いていて、ナットもギブソンタイプですね。 1弦側が弦落ちするので1mm近く内側にミゾを切り、他の弦も均等に配置するように再調整。こちらはすでに何度かやってる作業なんで1時間ほどで終了。 ナットソースなんて物もあるらしいけど、1000円も出すのがもったいないのでタミヤのモリブデングリスをうっすらとミゾに塗ります。これ結構良いかも〜 最後に接着して、はい!ナットも出来ました。
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カバーを被せて弦高やオクターブを調整。 ネックのねじれも無いし、トラスロッドもちゃんと効きます。 で、試奏はというと、心配だったフレットのビビリも無くて音もちゃんと出ましたよ。チョーキングしても音詰まりもしないですね。初めてにしては合格ですね。もっと苦戦するかと思いましたが、あっさり成功して拍子抜けしました。 音はというと、家にあるリボルバーのハイパワーハムバッカーはコンプが効いて少しこもった感じの音ですが、FGZに乗っているVH−5は逆に低音が軽い代わりに高音はかなりキラキラした明るい音で、すっかり正反対のキャラクターです。ハーモニクスも簡単に出ますねこれは。。。 欠品していたゴールドのノブも買ってきて完成です! フレット 1400えん その他 あり合わせ |
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さて試奏してみるとノイズが結構ひどい。 調べてみると、ブリッジをさわってもそれほど弦アースが効かない状態なんですが、ジャックをさわると気にならないくらいにノイズの音が小さくなります。 図ではジャックに行く線は白(ホット)と黒(コールド)ですが、実際使った線はピンク(ホット)と黒(コールド)です。 その甲斐あってか、全体的なノイズレベルが下がり、ブリッジの弦アースの効きも改善されて十分満足行く結果になったと思います。半田の付け直しもやったので、そちらの効果もあったのかな? アースを1カ所に集めるって事は、トーンポッドはキャビティに塗った導電塗料に接触しない方がもっといいかも。疑問、疑問。 |
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ボリューム絞った時にこもらない様にハイパスフィルター用のコンデンサも追加しました。 ボリュームが10の時はコンデンサーを通過しないで、ピックアップ素の音がジャックから出力されますが、ボリュームを絞っていくとコンデンサーにも信号が流れていきます。直列接続されたコンデンサーは高音部は通して低音側を削ります。数値が大きくなるほど低音部の削られる度合いが大きくなりジャリジャリした音になっていきます。 ネットで調べていると、結構容量の桁を間違っている人も居て、よく調べないと失敗しそうです。田舎ですから電子部品は通販するしかないので失敗したくないよね。 FGZに取り付ける前にもう一本あるハイパワーなハムを積んだギターに取り付けてみましたが、ボリューム10でも信号が若干コンデンサーを通過しているらしく、元より明るい音になってしまい、どうしたものかとネットで調べてみると、フルアップボリュームの改造なんてのが出てきた訳で。。。実際は目盛り10でも出力はフル10じゃないんですね。若干でもコンデンサ側に信号が漏れているんですかね。 電気の知識がほとんど無いのでスマートな配線なのか分かりませんが(オンオフだけなのに。。)、とりあえず出来たので、ボリュームとトーンコントロールの間に細いドリルで穴を開けてギターに取付ました。 ボリュームを絞っても高音はそのままでコモリが解消されています。コンデンサ容量が小さいので低音側はそれほど削られずハムらしい音を維持しています。
その他配線方法はこちら
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