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バッカス フライングV リペアメニュー

 

  

会社の後輩からご好意でギター頂きました。58年式の初代フライングVモデルで、弦は裏通しとなっており、ピックアップはエスカッションでマウントするタイプになっています。
あこがれのフライングVですが、現在でも十分奇抜なシェイプなので、買うとなるとチョット思い止まってしまいますね。

塗装剥げのキズは1カ所のみで塗装面もかなりきれいな状態で、金属パーツもほとんどサビが出ていない美品です。

が、ネックが鬼順ゾリです。

トラスロッドをめいっぱい締め込んでも真っ直ぐまでほど遠いです。

LE1Zに続き削るしかありませんね。前回の失敗を繰り返さない様にがんばります。

 

 

 

まずはヘッドから

ギヤが緩くなっているペグも無く、回転も良好です。1カ所プラスチックのノブが欠けていますが、使用には支障は無いと思います。

とりあえずトラスロッドの余裕があるかプレートを取ってみると、6角レンチじゃありませんでした。。。

市内の楽器屋にギターを持っていって、在庫のパイプレンチを当ててみましたが、合うサイズが無くて結局取り寄せしてもらう事になってしまいました。
サイズは対角8mmです。

廉価版らしいですが、ナットは牛骨です。写真に写っていませんが、6弦の溝の所で割れていますので交換なんですけどね。

指板は手垢がぬったり付いていて、フレットは結構えぐれと浮きのある物があります。交換ですね。

つか、指板調整するので、どっちみち交換なんですけどね。

ボディーとネックの段差がなく、きれいに接合されています。

 

ベルトのバックルキズ等も無くきれいです。

ほんとにもらって良いのか?

音が出るのは確認済み。
このブリッジの高さ調整のネジは、ボディーに直接ねじ込まれている様に見えましたが、こういうもんなんですかね。それにしても飛び出すぎですわ。邪魔でしょうがないです。

ピックアップセレクターのノブがボッキリ折れてます。。。

フライングVはボディーが薄ので、レスポールに使うスイッチでは長すぎる為、背の低いL型のトグルスイッチを使います。

てか、パイプレンチ買った時にちょうど楽器屋に置いてあったので買ってきてしまいました!色を考えないで。。。  シルバーだよ買ってきたのは

若気の至りってやつですね
 

さて、まずは作業の邪魔になる部品は外しておきましょう。と言う事でピックガードやペグを取り外します。

ピックアップは見たところロウ浸けされているらしく、それほど安い印象はないですね。フロントとリヤでは信号線の被覆が色分けされていてバカ除けになっています。一応裏にマジックでF・Rを書いておきました。

フロントの線がどこかに噛んでいて、中の芯線が見えている状態です。。。

ボディーはセンターで貼り付けられてあって、木目がちゃんとV字になってます。

 
テールピースのプレートを外してみると、弦アースの栓が出されています。

ピックガードを外した所です。

ポットは3つとも250kΩのAカーブになっています。500kΩだとちょっとキンキンしちゃうかな。

ボディコントロール部のザグリには導電塗料が塗られています。薄いですけど。

 

ステッカーが貼られていますが全て剥いで、ジミヘンのフライングVの様にペイントしたいなと考えております。調べによるとマニキュアでペイントしたらしいですけどできるかなぁ。

その前にピックガード形状違うんですが。。。

 

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