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  JUNO ネック修正

まずはナットを外します。

ブリッジ方向から当て木をして、カツンとハンマーでたたいて外します。材質はプラで、取付け面は凸凹しておりました。

ナットに塗料が乗っている場合は、外す前にナットとネックの境目にカッターで切れ目を入れておくと、塗装割れを防げます。

食いきりでフレットを外していきますが、いつもと違って指板がボソボソと崩れていきます。たぶん保湿材を塗りすぎている感じがします。
はい取れました。今回のフレットは簡単に外れすぎです。10分も掛かりませんでした。
ネックとボディの接合部ですが、かなり隙間がありますね。とりあえずガッチリは付いている様です。

一番緩めた所から90度くらい締め込んだ時の反り具合です。

バインディングされたネック用の溝切りノコがありませんので、指板を削り過ぎた場合、バインディングを外さないと溝を深くする事が出来ません。

フレットの溝深さは2.8mmくらいありますので、1mmくらいは削っても大丈夫そうですが、あまり削りたくもないので、ロッドは調整範囲の半分くらいまで締め込んでから作業に入りました。

ちなみにいつも購入しているフレットはメーカー名が記載されていませんが三晃製だと思います。
メーカーサイトではタングの厚さは0.6mmで深さが1.5mmになってますね。まーメーカーが違ってもそれほど違いは無いと思います。勝手な想像ですけど。

大きく削るので、ペーパーは120番を使っています。

長尺スケールで何度も確認しながら、両端を中心に削ります。

最後にR付きのサンディングブロックで崩れたRを整えて完了です。

仕上げは600番→1000番のペーパーを使用。

これだけ削っても油っぽいシミが消えないんですよね。あんまり湿気が多いと弦振動に悪影響な気がしますが どうなんでしょう。

  パーツ取りギターのリペアで一生終わってしまうんじゃないかと思う今日この頃。。。

 

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